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2022
07
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若者文化創造発信拠点「カワサキ文化会館」2022年8月末開業のお知らせ
川崎ブレイブサンダースは、2022年1月に実施された「若者文化の発信によるまちづくりに向けた環境整備等に関する基本計画」に基づく「日常の施設」の一つとして位置づける川崎市若者文化創造発信拠点を整備・運営する事業に関する公募に参加・採択された事業として、2022年8月末に「カワサキ文化会館」を開業することが決定しました。 本施設は、川崎市が使用貸借している京浜急行電鉄株式会社所有の建物(川崎第3京急ビル)をお借りし川崎ブレイブサンダースが運営するもので、3F建ての建物内にバスケットボール*やスケボーやBMXフリースタイルなど他のスポーツが体験できるマルチパーパスコート、ブレイキンやヒップホップダンス、ダブルダッチなどが体験、交流できるスペースとしてのダンスエリア、eスポーツが体験できるスペース等を設置します。ダンスエリアにおいては、川崎市で活動する世界的ブレイキンクルー「THE FLOORRIORZ(ザ・フローリアーズ)」、ダブルダッチ現役世界チャンピオン「REG☆STYLE(レグスタイル)」と、eスポーツ領域では同じく川崎市をホームタウンとするプロeスポーツチーム「SCARZ(スカーズ)」の各運営会社と連携し、スクールや体験イベントを展開する予定です。 *ハーフコートや3×3の正規コートサイズには満たないため、3×3体験スペースとして運営 本施設の建築総合プロデュースは、川崎市内に本社を構えるbonvoyage株式会社が担当します。1Fにはカフェを設けるほか、外壁や内装には国内外で活躍するアーティストのイラストレーションを掲示するなど、スポーツにとどまらない若者文化の発信拠点として、川崎ブレイブサンダースが推進するSDGsプロジェクト「&ONE」のひとつの拠点としても活用します。 近年、国際大会なども盛んに開催されている3×3を含むバスケットボール、ダンス、eスポーツなどの「新しい若者文化」が生まれ、発展しています。川崎からその魅力を創造・発信するという想いを込めて「カワサキ文化会館」と名付けました。「カワサキ」とカタカナで表記することで今後発展、飛躍が期待される「新しい若者文化」という未来を表現しています。今後、川崎市および京浜急行電鉄とともに、本施設を活用し新たなチャレンジをおこなってまいります。
川崎ブレイブサンダースは、「MAKE THE FUTURE OF BASKETBALL-川崎からバスケの未来を-」の実現をクラブミッションに掲げ、川崎市内で様々な活動をおこなってまいりました。 これからもバスケットボールを中心に、本施設を利用し様々な領域の方々との交流を深めながら「新しい若者文化」の発展・発信に尽力してまいります。
カワサキ文化会館 概要
名称 カワサキ文化会館(かわさきぶんかかいかん) 開業予定日 2022年8月末(オフィス等の一部スペースは7月末より共用開始) 住所 川崎市川崎区駅前本町 21-12 床面積 約 1,180 ㎡ 施設構成 1F マルチパーパスコート、ダンスエリア 2F eスポーツエリア、ミーティングエリア 3F 川崎ブレイブサンダース オフィス *施設利用料や利用方法等の詳細は開業日決定後に改めてお知らせいたします
ダンス・eスポーツ連携各社代表コメント
株式会社IAM(THE FLOORRIORZ所属) 創設者 日本ダンススポーツ連盟 ブレイクダンス本部長 石川 勝之 (BBOY KATSU ONE)
ブレイキンをさらに盛り上げるべく、川崎でこのような施設が出来ることを心から喜んでおります。
ストリート文化や若者文化が盛んな川崎。
これをきっかけに若者のコミュニティの和をさらに広げ、発展させ、若者文化の拠点となるような施設にしていきたいと思っています。
有限会社 OVER THUMPZ(REG☆STYLE所属) 代表 千野秀行
川崎の街でダブルダッチのカルチャーが広がっていく事大変嬉しく思ってます。
この施設を通して様々なカルチャーが交わっていく事、そして若者が沢山の出会いと経験を積んで世界に羽ばたいて行く、そんな場にしていけたらと思います。
株式会社XENOZ(SCARZ所属) 代表 友利 洋一
「若者文化の発信によるまちづくりに向けた環境整備等に関する基本計画」に基づく発信を行うと聞いた時にとても興奮致しました。
カワサキ文化会館の中にはSCARZが運営するeスポーツエリア SCARZ AREA(仮名)を設置し、そこでゲームをプレイ、パブリックビューイング、大会、イベントなどを行います。
川崎からeスポーツ発信の場として、SCARZとしても全力で取り組んでいく所存でございます。
eスポーツを知らない人、知ってる人など色んな人がこの場所に集まりコミュニケーションを取れることは大きな事だと感じており、バスケやダンスといったストリートカルチャーのコラボレーションも将来的にはしていきたいとも考えております。
色んな方がカワサキ文化会館に足を運んで楽しんでもらえる場を提供出来れば嬉しく感じます。
今後もSCARZをよろしくお願いいたします。
「カワサキ文化会館」内部装飾について
建物総合プロデュース:bonvoyage株式会社(和泉直人)
プロフィール
Bonvoyage(ボンボヤージュ)は建築・デザイン・不動産などの領域を横断して様々なプロデュースを行う、川崎市中原区に本社を置く会社。
開発事業、商業施設、公共空間、住宅、まちづくりなどその範囲は多岐に渡り、全国各地で活躍中。
川崎市内では、閉業したサウナ施設を文化醸造複合施設に再生させた “CHILL” を中原区にてプロデュースし、現在は運営(一部経営)までを行っている。
上記の他に、川崎市内にて様々な街づくり活動を行っている。
本取り組みへのコメント
川崎ブレイブサンダースさんの想いに共感して、事業のプレゼンから参加させていただきました。
従来の用途による建物の特色と、今後構築していく文化を融合させていき、再開発までの空白期間をスポーツ文化で街に還元していく様に検討しました。
「カワサキ文化会館」におけるアート作品展示について
外装イラストレーション担当:vug(バグ)
1988年生まれ。4歳の頃に描いた絵を褒められたことをきっかけに絵を描き始めた。グラフィティーとの出会いを経て、現在はドローイングやコラージュの手法で、ギャラリーでの発表やタトゥー、ファッションといったジャンルを超えた制作活動を追求している。無意味で違和感のある作品や自身の日常の一コマを作品にするなど、vugにとって作品は日記である。
本取り組みへのコメント
小学校から高校までバスケをやってきたこと、音楽を通じて川崎には縁を感じていたので、今回このプロジェクトに関わることができて嬉しいです。また、先日、川崎を実際に歩いてみて、色々な文化やカルチャーがまざっているところが、川崎の魅力に感じ、この施設でも、バスケを中心に、スケボー、eスポーツ、バスケ、ダンスといったスポーツが楽しめるときいたので、建物に入る各分野をストレートにシャッフルして描きました。
館内作品展示アーティスト:GAKU(ガク)
GAKUは知的障害を伴う重度の自閉症と多動症ゆえに、言葉を介したコミュニケーションには困難が伴う。そんな彼が16歳の時に突然絵を描き始めた。現在では年間200枚以上のペースで絵を描き続けている。 本名:佐藤楽音(がくと) 2001年5月1日生まれの自閉症アーティスト。川崎市在住。3歳の時に自閉症と診断され、4歳の時に、当時最新の療育を提供していたといわれるアメリカ・ロスアンジェルスへ家族で渡る。以後、9年間ロスで療育を受けながら過ごす。14歳の時、日本に帰国。 中学卒業後は、父親が彼のために設立した福祉施設『アイム』が運営するフリースクール『ノーベル高等学院』へ入学。そこでCocoと出会い、絵を描くことに目覚める。現在は、生活介護『ピカソ』に在籍し、日々精力的にアート活動を続けている。 GAKUについてはこちら